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コラム

2024.04.23

使わなくなった8cmのシングルCD買取はできる?

1990年代の音楽シーンは大きさが8cmのCDが主流でした。店頭には当然のように一面に並び、ごく当たり前に音楽を楽しんでいました。ところが今ではCD自体の流通も減りましたし、特にこのサイズのCDは目にすることがなくなりました。
しかし、昔の名曲が8cmのCDで手元に残っている方もいるのではないでしょうか?せっかくなら売ってしまいたいと思うけど、これだけ昔のものになってしまった今、8cmCDのCD買取はしてもらえるのか、今の買取事情についてお伝えします。

実は今でも生産している8cmのCD

音楽だけではなくほとんどのシーンから見かけなくなってしまった8cmのシングルCDですが、実は細々と生産は続いています。といっても対応しているメーカーはごくわずかで、全盛期とは比べ物になりません。しかも作っている理由も新たな用途でのニーズではないので、新曲のために作っているわけではありません。今生産している目的はほぼ、旧譜を増産のために合わせて作っている状態です。ですので発行量は一時期よりもかなり減少しています。新たなニーズではなく、8cmのシングルCDでしかない音源のために生産を残しているような状態です。
8cmのシングルCDを12cmのシングル盤に直すには、サイズが違うのでジャケットなどを一からつくり直す必要があります。それにはコストもかかりますし簡単ではないので、8㎝の需要もまだ根強くあるのです。ただ製造に対応できるメーカーの設備も限られてきており、再生産が難しくなってきているのも残念ながら現状です。

8cmのシングルCDはなぜ消えてしまったのか

一時期は8cmのシングルCDが主流で生産量も追いつかない程でした。しかし急速に姿を消していきましたが、その理由は何だったのでしょうか。理由は1つだけではなく複数あったようです。
まず、8cmのシングルCDはアルバムとは異なるサイズと形ですので、専用のサイズの棚で売る必要がありました。それがショップにとっては手間だったという説もあります。
また、8cmのシングルCDは機能面でもマイナス面が多数ありました。CDのカバーが紙のため、衝撃や湿気に弱く保管や輸送の際に注意することも多かったです。購入者からするとコンパクトで置き場所をとらないメリットがありましたが、実は取り扱う側からすると手間になったようです。
さらに、売り上げ枚数だけを伸ばすために、8cmのシングルCDに1曲だけ入れて値段を安くして売るという手法も取られました。そうすると生産現場としては採算が合わない上に、枚数は多くて手間だけかかるといったこともあったようです。

買取できない8cmCDの特徴

今でもアンティーク品として逆に若い世代に注目される8cmのシングルCD。昔を懐かしがって購入する人もいます。そのため、一定の条件とニーズを満たす場合には8cmCDのCD買取も可能です。例えば、主に8cmのシングルCD主流時代から続く根強い人気のあるアーティストは買い取ってもらえる可能性が高いです。
逆に買取できないケースとしては、汚れて外の紙が汚れたり印字が落ちているものです。
8cmのシングルCDはケースに入っていませんので傷みやすく、買取できないことも多い傾向にあります。
さらに、湿気や衝撃でCDそのものが再生できない場合は買取不可になります。8cmのシングルCDの特長である半分に折れやすい特性は、売るとなると次に購入する人は敬遠します。折るということは破損していると同様ですから、買取もできないと判断されるでしょう。

今回のまとめ

8cmの大きさのCDは、一昔には主流で多く生産されていました。ところが扱いに難があることもあり、いつのまにか姿を消してしまいました。ほとんど見ることがなくなったのですが、実はいまだに再販目的で製造はされています。ただかなり限られた枚数だけです。昔の作品であっても今でもきれいできちんと再生できる状態であればニーズはあります。8cmCDのCD買取がまったくダメといったことはありませんが、再生できない、汚れやダメージがある場合は買取が厳しいです。また2つに折ってしまった場合も買取は難しいです。

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