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2024.08.12

旧規格CD(初期盤CD)とは?特徴や高値買取されることはある?

CDの買取サービスがあることは広く知られているでしょう。しかし、近年の傾向として、旧規格CDの買取価格が上昇していることが話題になっています。ストリーミングにより、手軽にクリアなサウンドが聞ける時代になりました。
しかし、一方で昔のレコード独特のサウンドが好き、という若者も増えています。そのトレンドの一環として、旧規格CDが注目されているわけです。今回は、旧規格CDについて、特徴などを解説します。

旧規格CD(初期盤CD)とは?

CDが初めて誕生したのは1982年のことであり、2024年現在で、すでに40年超の歴史を有するメディアです。この誕生から間もない時期に作られたCDのことを「旧規格CD」と言い、「初期盤CD」と呼ばれることもあります。「旧規格」と呼ばれていることからもわかるように、現行とは異なる規格の適用されているのが特徴です。

発売当初は「レコードのようなノイズがなく、音質も良いニューメディア」として注目を集めていました。しかし、旧規格CDはあまり出回りませんでした。高価だったので購入できる人があまりいなかったからです。

旧規格CDの特徴

旧規格CDには現行のディスクとは異なる特徴がいくつかあります。現行とは異なる仕様が存在したり、現在と比較して定価が高く設定されていたりといった特徴がみられるので、以下で紹介します。

定価が高く設定されている

現在のCDと比較して、旧規格CDは高額で販売されていたのが大きな特徴です。現在ではアルバムでも2,000~3,000円で販売されているでしょう。しかし初期盤CDの場合、アナログ音源で3,500円、デジタル音源だと3,800円くらいの価格でした。当時のレコードが2,000円くらいで購入できたので、かなりの高級品であることがおわかりでしょう。

現代のCDと異なる仕様が存在する

初期盤CDの中には、箱帯仕様(CDケースの外側からはめ込む紙の帯を指します)と呼ばれるものもありました。また、シール帯で販売されているディスクも存在します。これはCDケースにシールの貼られている仕様のものです。紙やシールはCDを開けるときに捨ててしまうことが多いので、こちらが残っているものは貴重であり、店舗によっては高額買取も期待できます。

品番が「38D」や「35D」である

旧規格CDの見分け方は、品番をみると比較的簡単に判明します。見出しのとおりで「38D」や「35D」という品番の表記されているものは、旧規格CDだと思ってください。数字の部分は、そのCDの定価を示しています。先述したように旧規格CDは3,800円や3,500円で販売されていました。「38D」が3,800円、「35D」が3,500円の定価のものという意味です。

旧規格CDは希少性の高さから高価買取が期待できる

旧規格CDはレコードの1.5倍を超える価格設定だったこともあって、なかなか一般には出回りませんでした。しかし逆に言えば、旧規格CDは希少性が高いとも考えられます。このため状態が良ければ高値買取も十分期待できるわけです。中には幻の一枚と呼ばれるものもあります。

ビートルズの「アビーロード」はレコードで3,100万枚以上売り上げました。そこで1983年にCDバージョンも発売されたのですが、マスターテープの許可を取らずに発売したのですぐに回収されました。よって幻の一枚と呼ばれています。

まとめ

旧規格CDは、現行CDにはない音質やパッケージデザインなど、魅力的なものが多いと言われています。しかし買取先を間違えると初期盤CDの価値に査定士が気付かず、不当に安く買いたたかれる可能性があります。そのため、旧規格CDにも精通している買取業者に査定に出せば、思わぬ高額買取も期待できるでしょう。

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