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CDを買取に出す際、ディスクやジャケットの状態を気にする人も多いでしょう。しかし、意外と見落としがちなのは、今回紹介するCDの帯です。「帯なんてあってもなくても一緒ではないか」と思う人もいるかもしれません。しかし帯のあるなしで査定額がかなり変わってくる場合もあるので注意してください。今回はCD帯について、高額買取の理由などを解説します。

CD帯があると高額買取されやすい理由とは？

CDを購入した際の帯は、パッケージを外した時にとれてしまうので多くの人がそのまま捨ててしまうでしょう。しかし逆に言えば、帯の付いているものは中古品では珍しくなります。またCDコレクターは、できるだけ新品と同じ状態のものが欲しいと思っていることも少なくありません。希少価値があって、コレクターなど買い求める人が一定数いるので、帯付きのCDは高額買取が期待できるわけです。

高額買取されやすいCD帯の種類

CD帯のあるなしで買取価格が変わってくる可能性もあります。またCD帯には商品によって、いくつかの種類に分類できるのでこちらで紹介します。

シール帯

シール帯は文字どおり、裏面が粘着力のあるものでケースに貼り付けられた帯のことです。シール帯は現在の商品ではあまり見られず、直近では、80年代前半のCDで採用されていました。CDの黎明期の作品であることがうかがえるので、高額査定の付く可能性が高いわけです。

箱帯

箱状の帯が付いたCDを指します。ケースの大きさと一致していて、ぴたっとはまるような帯が特徴です。ただし別に貼り付いているわけではないので、開封した際に落としてしまって捨てる人も少なくありません。しかし捨ててしまう人が多いので、箱帯の付いているCDは希少価値が高くなります。商品によっては箱帯のあるなしで買取価格が10倍近く違ってくる場合もあるほどです。

巻き込み帯

巻き込み帯とは、帯の一部がケースの内部に挟まったような帯のことです。巻き込まれているので、開封しても簡単には脱落しません。そのため、箱帯と比較して帯もセットで残っているものも少なくありません。希少性が低い分、巻き込み帯は付いていても買取価格の大幅なアップは期待できないでしょう。

たすき帯

たすき帯とは、箱帯の一種ともいえます。ただし、箱帯のように背部分が付いていません。ケースに巻き付くような形で付属しているのが箱帯との違いです。たすき帯は箱帯と比較して、さらに希少価値が高いと言われています。よって高額査定も十分期待できるわけです。

高額買取されやすいCD帯の特徴

CD帯の状態でも、買取価格は左右されます。なるべく新品に近く、きれいな状態の帯であれば高額査定が期待できるでしょう。しかし時間が経過すると、どうしても色あせやしわができやすくなります。そこでおすすめなのは、歌詞カードを収める部分に帯を入れて保管することです。そうすれば外気に触れることがなくなり、新品に近い状態で保管できます。

まとめ

CDに付属している帯をあまり重視していない人は多いかもしれません。しかし、CDを買取に出す際、帯の有無は査定額を左右する重要な要素です。作品によっては、帯があるかどうかだけで買取価格が10倍近く違ってしまう場合もあります。
お手持ちのCDに帯が付いているのなら、なくさないように大事に保管してください。そうすれば買取に出した際に高額買取してもらうことが可能かもしれません。