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2024.09.02

CDが燃えるゴミになる理由とは?正しい廃棄方法を解説

不要なCDを処分する方法に迷う人もいらっしゃるかもしれません。実は、CD本体は多くの自治体で、燃えるゴミとして処分できるのです。今回はCDが燃えるゴミになる理由や正しい廃棄方法とともに、燃えるゴミにする以外のCDの処分方法をご紹介します。

CDが燃えるゴミになる理由

多くの自治体で、CDは燃えるゴミとして取り扱われます。CDが可燃ゴミになる理由は以下の通りです。

ポリカーボネートという素材が使われているから

CDの主な材質はポリカーボネートというプラスチックです。ポリカーボネートはアクリル樹脂や有機ガラスとも呼ばれ、透明性が高く衝撃や熱に強い性質を持っています。電気機器や光学機器、医療機器などに広く利用されています。プラスチックなので、多くの自治体では燃えるゴミとして回収可能です。

リサイクルしにくいから

CDは硬質プラスチックに分類されるため、現在はリサイクルの対象になっていません。硬質プラスチックは強度や用途の関係でいろいろな材質が混ざっていることもあり、再利用が難しいとされています。しかし「プラ新法」の成立により、今後、硬質プラスチックもリサイクルが進むかもしれません。

埋め立てゴミを減らせるから

以前はプラスチックを燃やすと有害物質が発生するとされ、プラスチックは不燃ゴミとして埋め立てられていました。しかし、800℃以上で完全燃焼させれば有害物質は発生しないという科学的知見が確立したのです。現在稼働している廃棄物焼却炉の多くは800℃以上での焼却が可能で、多くの自治体でプラスチックを可燃ゴミとし、埋め立てゴミを減らしているのです。その結果、埋め立て場の使用期限を延ばすことに繋がります。

【注意】お住まいの自治体のルールを確認したうえで捨てよう

CDつまり硬化プラスチックは、多くの自治体で可燃ゴミとして扱われています。しかし、一部の自治体ではプラスチックゴミあるいは不燃ゴミに分類されるようです。「燃えるゴミ」扱いが7割、「プラスチックゴミ」扱いが2割、「不燃ゴミ」「その他(拠点回収など)」が1割程度とも言われます。CDを捨てる際は、お住いの自治体のルールを必ず確認してください。

燃えるゴミ以外のCD処分方法

CDは、燃えるゴミに出す以外にも処分する方法があります。

買取業者に買い取ってもらう

買取業者にCDを査定して買い取ってもらう方法は、最もポピュラーと言えるでしょう。店舗に持ち込み、その場で査定し買い取ってもらう店舗買取のほか、出張買取・宅配買取などが利用できます。CDの需要が少ない盤では思ったほどの査定額が出ない場合もありますが、希少価値の高いCDやプレミアのついたCDなどでは思わぬ高値になることもありますので、一度査定に出してみるのがよいでしょう。

フリマアプリで出品する

自分でフリマアプリに出品し、買い手を待つ方法もあります。買い手がいつつくかは不明で、梱包発送などの手間がかかる点も否めませんが、自分の好きなあるいは納得のいく価格で出品できるのが魅力です。

不用品回収業者に依頼する

大量のCDを処分したい人には不用品回収業者への依頼もおすすめです。どんなに大量でも一度に回収・処分してもらえるため手間も時間もかかりませんし、回収日時もこちらの都合で決められます。ただし費用がかかりますので、あまり少ない枚数のCDの場合はかかる費用に見合わないこともあります。料金は必ず確認したうえで依頼を検討してください。

今回のまとめ

CD本体は、ポリカーボネートというプラスチックでできているため、多くの自治体では可燃ゴミとして処分できます。しかし自治体によっては不燃ゴミ・プラスチックゴミとして回収する場合もありますので、捨てる際にはお住まいの自治体のルールを確かめてください。不要なCDはゴミとして出す以外にも、店舗に買い取ってもらったり、フリマアプリで出品したり、不用品回収業者に引き取ってもらうなどの処分方法があります。

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