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コラム

2024.09.02

CD買い取り終了の業者が増えている?その背景や理由とは

近年、アナログレコードの人気が再熱しています。一方、大手レンタルビデオ店では中古CD買い取りの終了を発表して話題となりました。なぜCD買い取り終了の業者が増えているのか気になる方もいらっしゃるでしょう。今回は、CD買い取り終了の業者が増えている背景や理由についてご紹介します。

CD買い取りが終了しつつある背景

CD買い取りが終了しつつある背景をみていきましょう。

デジタル音楽の普及

近年は、音楽のネット配信やサブスクリプションサービスが充実しています。日本レコード協会によると、2014年のCD生産実績は約1億7,000万枚でした。しかし、2021年には約7,000万枚まで減少しています。一方、音楽配信サービスの売上実績は、2014年は約437億円でした。そして、2023年には約1,165億円まで伸びています。

音楽再生機器の変化

音楽再生機器の変化もCD買い取り終了につながっています。1970年代カセットテープが主流になり、音楽を持ち運べるようになりました。その後CDの登場により、音楽再生機器は大きく変化します。2000年後半頃にiPhoneが登場し、パソコンがなくても楽曲購入が可能になりました。また、ストリーミングサービスでは定額の音楽配信サービスが実現し、好きな音楽をCDを買うことなく聴けるようになりました。

中古市場の変化

音楽をサブスクリプションやダウンロードで消費するようになり、一部のプレミアを除いてCDの価値が落ちています。近年では特典付きのCDが登場したことで、個人が同じCDを複数枚持つことも多くなりました。特典目当ての方は新品で購入するため、中古市場も変化しています。

環境意識の高まり

Z世代に中には、そもそもCDを手にしたことがない方もいます。また若者世代は環境意識が高く、新品を買わずに借りたりシェアしたりすることが主流です。CD自体を購入しなくなったことも、中古CDの需要が減少した理由のひとつといえるでしょう。

音楽を所有する価値の変化

最近では、スマートフォンで音楽を聴くのが主流となっているため、わざわざCDを買ったり、レンタルしたりする人は減っています。所有よりもアクセスする価値へ変化しているといえます。

【注意】完全にCD買い取りが終了したワケではない

大手レンタルビデオ店がCD買い取りを終了したため、CDはもう売れないと思った方も多いでしょう。しかし、現在もCDを買い取ってくれる業者はあります。中古CDの中には価値の高いものもあるため、ゴミとして処分するのではなく、買い取りに出すのがおすすめです。

高額買い取りが期待できるCDの特徴

高額買い取りが期待できるCDの特徴は以下の通りです。
・希少価値が高いCD
・人気が高いジャンルのCD
・高音質盤のCD

希少価値が高いCDは、初回限定盤CDやすでに廃盤となっているCDです。限定盤は通常盤に比べて生産枚数が少ないため、中古CD市場にもあまり出回っていません。欲しがる人が多いほど、高額で買い取りしてもらえるでしょう。

廃盤となっているCDも新しく生産されず、すでに市場に出回っている分しか在庫がありません。そのため、プレミアが付きやすい傾向にあります。

また、音楽ジャンルの中でもクラシックやサウンドトラックは人気があります。欲しいと思っている人が多いジャンルは、高額で買い取りされるでしょう。特にベストアルバムは人気が高く、高額で買い取りされることが多い傾向にあります。

高音質盤のCDは、従来のCDに比べて高品質な素材や高度な技術が使用されています。マニアの中でも評価が高く、高額で買い取りされることが多いようです。

まとめ

本記事ではCD買い取り終了の業者が増えている背景や理由をお伝えしました。近年ではCDの需要が減少しているため、買い取りを終了する業者が増えています。しかし、これまで通りに買い取りしてくれる業者はまだあるので、手放したいCDがある方は買い取り業者に相談してみましょう。

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